「 函南仏の里美術館のご案内 」
投稿日 ： ２０１２年５月１３日
（ 寄稿者 ： 大坂 規久 さん ）
函南町の桑原地区に、函南仏の里美術館が４月１４日に開館しました。 この美術館には、平安時代の「薬師如来像」や鎌倉時代の「阿弥陀三尊像」など２２体の仏像が展示されています。
これらの仏像は、以前は桑原地区の有志により建てられた桑原薬師堂に、里の人々により代々守られてきたものです。 平成２０年に、桑原区から函南町に寄贈されました。
寄贈された仏像群には、国指定重要文化財の阿弥陀如来及両脇侍像（略称・阿弥陀三尊像）の他に、静岡県指定有形文化財（薬師如来坐像、毘沙門天立像、聖観音立像、地蔵菩薩立像、十二神将立像）があり、その中にも全国的に貴重な文化財が含まれています。
町民の財産である貴重な文化財を、後世に保存継承するとともに、多くの方々が鑑賞し、学ぶことができる施設として「かんなみ仏の里美術館」が開館しました。
里人の心に守られてきた仏像群が、皆さまのご来場をお待ちしています。
仏の里美術館のホームページはこちらです。
www.kannami-museum.jp/
尚、土日祝日などには、私どもボランティアガイドが仏像鑑賞の前に、簡単な説明をさせてもらいます。 連休中には、函南町及びその近隣地区の多くの方のみならず、関東各地や東北からのゲストも見えられました。
説明を聞いてよく分かった・素晴らしい仏像が守られてきましたね・などのゲストの声を聴くとうれしくなります。 これも、仏様と里の人々の信仰心のおかげと感謝しています。
三島・函南支部会員 大坂規久
〜 以上 〜
Copyright(C)2003-2011 TOSHIBA TEC OB KAI,All Rights Reserved.
