「囲碁の対局時のハンデキャップの決め方」


9月25日に全国大会を三島で実施、現在東京より8名、伊豆地区より8名
合計16名がエントリーされています。
今回は人数の構成が主催側にとって理想的な構成になりました。
16名を東京2伊豆2の4名グループを4組作りそこで総当り式のリーグ戦
(予選リーグ)を行い各組一位4名のトーナメント(準決勝、決勝)を行うことに
なります。

サッカーのワールドカップと同じ方式になります。
ワールドカップは32チームから16チーム(各組1,2位)が決勝トーナメントに
進出16チームのトーナメントになります。
さてその勝敗は自己申告の段位を基本に持ち点に直します。
 
A表をご覧ください。
200点を初段に12点差で一段、一級の差であらわします。
(A表) 段級位の格付けの目安
8段7段6段5段4段3段 2段初段1級2級3級4級5級
284272260248236224212 200188176164152140
 
B 表をご覧ください。
対戦時は相手との持ち点差がハンデキャップになり何目おくかを決めるわけです。
(B表) 持点差および手合割
点差 101112
手合割互先
点差 13141516 17 18192021222324
手合割 2子2子2子2子2子 2子2子2子2子2子2子2子
点差 25262728 29 30313233343536
手合割 3子3子3子3子3子 3子3子3子3子3子3子3子
黒番
コミダシ
−1−2−3−4−5 −6
持点差37以上
コミナシ
37〜4849〜6061〜72 73〜8485〜9697〜108
手合割 4子5子6子 7子8子9子
 
C 表をご覧ください。
対局で勝敗が決まると勝者一点加算、敗者一点減算して新しい持ち点が
決まります。
一日何局も対戦すると複数で持ち点が変わります。
大会ではそれに入賞の結果としての加点が加わります。
一日に多い場合10点加算もあり一段の差が12点ですからランクの変化も
見られます。
(C表) 点数の増減方式
勝者敗者優勝2位3位
1点増1点減6点増4点増2点増
記入例
年月日対局者勝負結果持点
05-9-27  200
A氏201
B氏200
C氏201
D氏202
3位入賞+2204
 
D表は今回参加される方々の持ち点を示します。
OB会の対局は今回は第5回ですが、地区大会を加えると多い人は10回、
一回の対局5回とすると50の対局をこのOB大会で積み重ねた結果がD表です。
小倉さん287点(8,5段)を頭に白土さん281点(8段)鍋島さん276点(8段)が
本大会を迎えるまえの番付けになっています。
(D表) 第5回大会を迎える前の番付
NO.氏名出場地区持点段級位
  1  小倉 清彦  東京 287 8.5段
  2  西川 俊百  東京 197  初段
  3  鍋島 範起  東京 276  8段
  4  白土 昌嗣  東京 281  8段
  5  荒田 重勝  東京 221 3.5段
  6  加山 精一  東京 201 1.5段
  7  城所 哲男  東京 168  2級
  8  岡井 伸殷  東京 166  3級
  9  松井 勗  静岡 229 3.5段
 10  中島 邦雄  静岡 219 2.5段
 11  植木 功夫  静岡 233  4段
 12  溝上 清三  静岡 256  5段
 13  本間 日出男  静岡 217  3段
 14  沼田 辰弘  静岡 251  6段
 15  清 克巳  静岡 212  2段
 16  青木 豊  静岡 200  初段
 
このシステムは日本棋院の基準を下にテック基準化を小倉清彦氏により確立
せれたものです。
初心者でも高段者と対等に戦える公平、平等のシステムです。
このシステムにより過去第二回大会で中島邦雄氏が低段ながら優勝しています。
今年の東京地区大会でも城所哲男氏168点(2級)で第二位、加山精一氏201点
(初段)で3位に入賞しています。
卒業後囲碁を始めた人も入賞機会があります、ぜひ躊躇なくご参加ください。
お待ちいたしております。